TS-200 SeriesとNTS-300 Seriesの比較!

今回は11月1日に新発売しました、NTS-300 Seriesが前機種のTS-200 Seriesに比べてどのように進化したのかをわかりやすくご説明いたします!
まずはそれぞれの製品仕様を見ていきましょう。

【 TS-200 Series 】
・定格出力:200W
・完全な正弦波出力(歪率3%以下)
・定格入力電圧:DC12V,DC24V,DC48V
・最大効率:86%〜88%
・対流冷却ファンレスタイプ
・温度範囲:最大-10〜+60℃
・外形:L 205 × W 158 × H 59(mm)
・重量:1.63Kg

【 NTS-300 Series 】
・定格出力:300W
・完全な正弦波出力(歪率3%以下)
・定格入力電圧:DC12V,DC24V,DC48V
・最大効率:90%〜92%
・対流冷却ファンレスタイプ
・温度範囲:最大-25〜+65℃
・外形:L 210 × W 130 × H 55(mm)
・重量:1.3Kg

その他にも仕様や特徴はございますが、今回は8点ほどご紹介いたします。
まず、定格出力が200Wから300Wに変更したこと、効率が4%ほど高効率になったこと、温度範囲が幅広くなったことなどが変更点としてあげることができますが、やはり最大の変更点は外形と重量です。

TS-200 Seriesの寸法(堆積比率)に比べ「-21%」コンパクト化を実現させ、多くの用途にご利用いただけるように進化しました。余分を省いたNTS-300はこれからさまざまな場面で活躍すること間違いなしです!

左:TS-200 Series 右:NTS-300 Series

なぜ、NTS Seriesはコンパクト化や軽量化、効率92%の実現が可能になったのでしょうか。

それは新規搭載の「NDSC」です。
NDSCとは「New Digital Smart Chips」の略で、今までに無い機能を搭載することに成功しました。
そのため、上記の仕様のほかに200%のピーク電力能力、柔軟に設定できる出力電圧と動作モードの調整、複数の保護回路を搭載など多くを実現させることが出来ました。
そして、Earth Powerのカスタム(※1)であるNTS-300-□□□USKYV Seriesのみに搭載している、ACC制御回路およびリモート端子付き(日本国内仕様)で消費電力をかけずにリモートでのON/OFFを可能にしました。

【 注意事項 】
※1 製品型式の末尾「USKYV」はEarth PowerがMEAN WELL社と共同開発をし、日本国内向けの電気的特性の仕様に改良して販売しています。MEAN WELL社標準品とは異なりますのでご注意ください。

※NTS Seriesの国内販売権は株式会社Earth Powerが所有しております。並行輸入品などにはご注意ください。

【 最後に 】
いかがだったでしょう。今回はTS-200とNTS-300 Seriesの比較を簡単にご説明させていただきました。数値やその他特徴も変更している点がございます。詳しくは製品情報からご覧ください。

NTS Seriesに関してのご質問等は相談窓口からお問い合わせください。
それでは、次の製品ニュースでお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。